スリで生計を立てるテツとまるこ。二人は人ごみの中でチンピラから財布を抜き取った。財布を掏られたチンピラは薄暗い空間で縛られヤクザのボスに大木にヤキを入れられていた。テツが盗んだ財布の中にあった『一ドル札の割符』は麻薬の取引に必要なものだったのだ。大木は「死んで責任をとってもらう」と冷たく告げ、愛人の圭にイチモツをしゃぶらせた。ある日、テツの父乙也が痴呆症になり、二人は田舎にあるテツの実家へ向かう。乙也はすっかり呆けていたが、妻満子を抱く好色ぶりだけは相変わらずだ。そんな中、二人の行方を追って大木がやってきて…。
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